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ほぼ weekly コメント。

見た聴いた

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木曜の京都のギャラリーに始まり、金曜日は三菱一号館美術館、天王洲Terrada Art Complex、土日は銀座ヤマハでリトルピアニスト・コンサート、そして今日は千葉市美術館、慶應三田キャンパス、表参道の青山クリスタルビルと見て聴いて楽しい週。


創造する画家たち展 ギャラリーcreate洛

ルドン展 三菱一号館美術館

上田暁子 Yuka Tsuruno Gallery

和田真由子 児玉画廊

牧野貴 Urano

小沢剛 千葉市美術館

瀧口修造の書斎 慶應義塾大学アートスペース

会田誠 青山クリスタルビル


聴いた聴いた

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先週は水曜日から金曜日まで修士演奏を連続して聴き、土曜日はコンクール審査、日曜日は加須で本番。そして今日は、銀座ヤマハでリトルピアニスト・コンサート。

修士演奏はひとり80分の長大プログラム。しかしすごいモチベーション、そしてたいへんな聴き応え。

杉並公会堂での日本ピアノ研究会コンクールは、いろいろな年齢層の演奏を楽しむ。

加須は持木文子さんのバースデーコンサートで盛況。

リトルピアニスト・コンサートはレベルの高い小学生の演奏を59人聴いた。土日もまた聴きます!


マスク

インフル大流行で、これまであまりつけなかったマスクをつけている。なんかクセになりますね。まず何と言っても「暖かい」。それから、欠伸やくしゃみを我慢しなくていい(笑)。電車の中でよく眠れる気がする。メガネが曇ったり、ちょっと耳が痛くなるときがあるなどのデメリットもあるけど、なんか快適です。

最近はあまり立体裁断ものを見ないなあ。普通の蛇腹タイプがほとんど。やっぱり安いからですかね。

11日のコンサート、そう言えば昨年はお客さんのほとんどがマスクつけていて驚いた。今年はどうだろう?

今週は修士演奏をたっぷりと聴きます。

京都子どもの音楽教室

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土曜日は京都子どもの音楽教室にてクラヴィコードの鑑賞会。教室に通われている小学生とその保護者の方々に聴いていただきました。ほとんどのお子さんが、チェンバロと思っていたようで、クラヴィコードとチェンバロの違いを説明しつつ演奏。とても集中して聴いてくれました。何か残ってくれるといいなあ。

ところでこの教室は、なんと昭和28年設立!伝統ある教室。主に土曜日に音楽に特化した授業やレッスンが行われている。

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日曜日は芦屋市立美術博物館へ、ずっと行きたかった「小杉武久 音楽のピクニック」へ。他のいかなる範疇にも属さないユニークな活動を続けてきた彼の活動の記録。即興を身上とする彼の方法だが、軽やかなピクニックで形容されるより、もっと重みのあるものに感じられる。資料展示と同時にインスタレーションや、上映会も行われて充実している。個人的にはあのヴォルスをフィーチャーした映像作品「Wols」がよかった。


試験ひと段落

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東京は雪。こちら京都も一瞬ちらついたものの雨に変わった。金曜日から始まった実技試験も今日で一段落。長時間だったが聴き応えがあった。

中休みの日曜日は、京都のギャラリーを巡って、夜はカフェ・モンタージュで木川貴幸さんのメシアン鳥のカタログ全曲という恐ろしいパフォーマンスの後半だけ聞かせてもらった。

全部弾くと3時間とも3時間半とも言われるマラソン演奏。鳥の声や自然界、はたまた他の作曲家を模したような音のモザイクを延々と聴いていると、2時間の「20のまなざし」は全然聴きやすいことがわかる。この人、前日にはドビュッシーの練習曲全曲を弾いている。すさまじいな。しかしドビュッシーも聞きたかった。


栗本夏樹/ゲルハルト・リヒター

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今週はもう実技試験週間。学生たちの緊張感が伝わってくる。


土曜日。赤坂・游ギャラリーへ。栗本夏樹先生の漆作品の個展。漆の魅力は艶だと思う。栗本先生の作品は、色合いや素材感を大切に、漆のもつ光沢感をいろいろな角度から楽しませてくれる。オーソドックスなものはあまり創りませんねえ、と豪快に笑っておられたのが印象的だった。


六本木のピラミデビルは僕にとっての遊園地。そのピラミデビルにあるワコウ・ワークス・オブ・アートへ、ゲルハルト・リヒターを見に。このナマ迫力は、ただただ圧倒的。これ無料で見せていいのかな。

ちょっとポロック的でもありながら、より写真との親和性を感じさせる。何層ものレイヤーで構成されているようにも見えるし、フォーカスしきれないものへ引き寄せられているようにも見える。フォトペインティング(写真をもとにボケ味を油画で描き出す手法)的作品もあり、彼ならではの感性に否応なく引き込まれる。

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クラフト展

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風邪がなかなか抜けず4日までほとんど臥せって過ごす。金曜日からやっと練習やレッスンをスタート。

その後、ミッドタウンのデザインハブでクラフト展を見た。目当ては、友人の作品。山桜の器にごく薄い漆、そして木目に沿って黒蝶貝などの螺鈿。とても繊細。漆は拭いて拭いて薄くするそう。実は昨年、螺鈿のないものをいただき、愛用している。もともと金継ぎ職人として活動されていたが、最近この漆器にはまったそうだ。創り手の愛着が伝わる。


2018

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明けましておめでとうございます。

今年は元旦から風邪ひきですが、お雑煮とおせちは美味しくいただいています。

昭和34年生まれの私は、昭和を30年生き、平成も今年で30年目。元号も今年で最後。節目の年になりそうです。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


さよなら2017

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土曜日の八王子の永生病院でのクリスマス・コンサート、日曜日のソナタコンクール審査で、今年の業務は終了。

今年は思いの外、多くの新しい出会い、機会に恵まれ、充実した年になりました。

健康面では、手術や腰痛などあったものの、仕事に穴をあけることなく過ごせました。

あと数日あるが、2017年に心から感謝。来年は体力勝負の年になりそう。心身ともに真摯に精進できる年でありますように。


ジビエ

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寒さが一段と厳しくなってきた。先週は少し熱が出たが、ひと晩寝て快復。

土曜日はジビエで精をつける。初めて雷鳥を食したが、なかなかのクセモノ。他にも蝦夷鹿、ホロホロ鳥。

今年もカウンダウン。来年はイタリアでの演奏会などが決まって、近年にないくらい忙しくなりそう。もう少し働いたら、年末は思いきり休もう。


聲明とヴァイオリン

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アマゾン・ヴィデオで寅さんを見ているが、初代おいちゃんの森川信や、その後の松村達雄は、自分より歳下で演じているのを知って軽くショックを受ける。

日曜日は杉原まさみさんの池上・本妙院でヴァイオリンを聴く。シュメルツァー、ムファット、ビーバーと17世紀もの。チェンバロは山縣万里さん。楽器は加屋野木山さん製作。バロック・ヴァイオリンに転向して間もない杉原さんだが、なかなか堂に入った演奏。山縣さんも軽々と支える。伴奏はこうでなくっちゃ。チェンバロは温かな音色で本堂を満たす。BSのカメラが入っていた。

終曲のビーバーのパッサカリアは聲明と一緒に奏されたが、これはなかなか秀逸なアイデア。もともと無関係に進むはずが、互いにループしながら変に同期するような場面があり、ミニマル的な現代曲の趣きをもち、オーディエンスもここにいちばん引き込まれているように感じられた。


アクロス福岡・円形ホール

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ルー・ハリソン記念コンサート(先週の木曜日)は楽しかった。アクロス福岡の円形ホールに、4台の鍵盤楽器が勢揃い。ノーマルな平均律のヤマハC7、ヴェルクマイスター律のヤマハC3、そしてルー・ハリソン指定の純正律によるタックピアノ(ハンマーの先端に画鋲状の金属をつけたもので、今回はアップライト)、そしてキルンベルガー律のアトラス・チェンバロ。アトラスは1960年代から70年代にメジャーだったピアノメーカー。

ルー・ハリソンの鍵盤作品アンソロジーと言ってもいい今回の企画、彼のいろいろな側面が伺えてたいへん面白かった。シェーンベルクから賞賛を受けた「Aria and Conductus from Suite」や「コルネイユのシンナのための劇伴音楽」などは普段滅多に聴くことができない。サラ・ケイヒルの演奏は、スイング感に富んで、生き生きと彼の音楽を描く。

僕はハープシコード・ソナタで参加。1943年の初期ソナタと1999の晩年ソナタ。どちらも旋法的な語法で、アジア人としてたいへん親しみのもてる曲。アンコールにはサラと「エヴリン・ヒンリクセンのためのワルツ」を、それぞれチェンバロとピアノで。これも古賀メロディのようにノスタルジックな曲。


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