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土屋光逸 隅田川水神森


  師走 土屋光逸:隅田川水神森


modified WEBLOG page : November 28.

modified CONCERT page : October 3.

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身体の使い方再考

銀杏の葉の黄色い絨毯がそこここに。

このところ鬼も笑う来年の仕事が急にいろいろと入ってきて、師走を目前に慌ただしい気持ち。

木曜日はボディ・マッピングのスペシャリスト、長井芽乃さんとお会いして、12月にお願いしている講座の打ち合わせ。学生たちにはもっと身体の使い方に気を遣ってほしいと常々思っていて、やっとそういう趣旨の講座を持つことができる運びとなった。

藝大の学生時代に習った野口三千三先生のことも思い出す。「野口体操」として名高い野口先生は本当にユニークな存在だった。身体の動きを考える上で、自然の動きのみならず、漢字の成り立ちにまで着目した授業は衝撃的だった。「おへその瞬き」など体操のネーミングも愉快。

演奏と身体は切っても切れないもの。ボディ・マッピングはまた違った観点から身体の使い方を再考するきっかけになるはず。

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洋梨老人の集いなど

木曜日は久々に京都のアーティストが集う飲み会「らふらんす」に出て、芸術論議に花を咲かせた。写真家、版画家、彫師、庭師、前衛美術家など、どの道にも専門家がいて話題に事欠かない。その日は特にケージやタゲレオタイプ(写真を銀板に直接プリントする方法)で盛り上がった。この場にいると歳を取ることがなんだか楽しいことに思える。

金曜日は東京に戻り、オペラシティで高木早苗さんのリサイタル。たいへん勉強熱心なピアニストで、昨年行われたポリフォニックな作品ばかり集めたプログラムも記憶に新鮮に残っている。この夜は、「愛と死」をテーマにバッハ、メシアン、リスト、シューベルトというプロ。たいへんよく練られた演奏であることはもちろん、ロマン的でエモーショナルな表現が、どの時代の音楽でも共通したものなのだ、と主張しているようで、なかなか面白い試みだったと思う。またそれがわざとらしさのない、自然な表現であったことが良かったと思う。

でこの日は我が家の犬の7歳の誕生日でもありました!

日曜日は永いこと改修工事が続いていた千葉駅の「エキナカ」がいよいよ新装開業とあってすごい人出・・・・と予想して行きませんでした(笑)。

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コッホは7歳に


晩秋のチェンバロ

日曜日、阿佐ヶ谷教会へ廣澤麻美さんのチェンバロを聴きに。

「聖と俗を駆ける」と題したコンサートは前半が教会関係、後半は舞曲や酒を称える曲など楽しい構成。昼下りの太陽の光がステンドグラスから降り注ぎ、神の祝福を受けているような前半と、日が陰り、黄昏がせまる夕景にかけて我々の本性が現れてくる後半のコントラストの面白さ。終曲は本来ピアノ曲であるアルベニスのタンゴで、アンコールはピアソラとノリノリ。教会はとても天井が高く、よい音響。久保田チェンバロが美しく鳴っていた。帰路はスーパームーンを眺めつつ。

千葉の家の隣の公園では、桜が急に色づいて来た。桜は2度楽しめる。晩秋の色も格別。

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阿佐ヶ谷教会


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千葉・君待公園の桜


現代ものと古典もの

文化の日は、新大阪のムラマツホールで恒例のフルートリサイタル。武満、一柳、ゲンツマーなどのプロ。時代を追って35回続いたこのシリーズもここで一区切り。名残惜しいが、また新たな展開が楽しみだ。

いっぽう昨日は今年から始まった「ソナタコンクール」の審査。古典期のソナタにフォーカスしたユニークなコンクール。アナリーゼやマスタークラスといったプログラムも用意されている。時代の新しい曲をバリっとこなす弾き手が、古典になるとあらら・・・というケースは少なくない。

一日中古典を聴き通したわけだが、とても興味深く聴けて、特に多かったベートーヴェンからは、また新しい発見があったように感じた。やっぱり凄い人だ。

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Lee Kum-Sing先生/岩茶

もはや、少し冬の空気になってきた。

先週はバンクーバーのリー・カムシン先生が大学にいらっしゃり、公開レッスンがあった。ベルリンでゲルハルト・プシェルト、パリではジュリアス・カッチェンに学んだピアニスト。

テンペラメントの強い音楽で、響きの作り方に強い個性と主張がある。夜遅くまで熱心に指導してくださった。


その翌日、学生たちからサプライズの誕生祝いプレゼントをもらった。なんと岩茶。僕の趣味をよくわかっているなあ。感激しました。

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